広島回想〜日々雑感

1988年、父の転勤で広島に移住。中学・高校と広島で過ごした6年間の出来事と記憶をひも解きます。

祇園イオンモールへ

旧家近くに借りたトランクルームから自転車を出し、紙屋町、祇園新道経由で、イオンモールへ。自転車用に整備された新道には漸く落葉した色とりどりのカエデの葉が絨毯となっていた。帰りは太田川放水路右岸を南下。対岸に見る広島市街は当時可部街道を往来した時と姿を変えず、また新たな記憶を鮮烈に呼び起こした。往復20km、大腿筋は休む事なく自ずとメダルを回し、旧家近くに戻った時の安堵感は25年前のそれと全く同じだった。惜しみつつ心の故郷を発って今神戸三宮行き高速バスの車内に居る。