広島回想〜日々雑感

1988年、父の転勤で広島に移住。中学・高校と広島で過ごした6年間の出来事と記憶をひも解きます。

神奈川から広島へ。

神戸から神奈川茅ヶ崎に居を移してから19日が経った。湘南海岸などを走るのが神奈川に移住した1つの目的だが、未だ1度も自転車で遠出していない。その原因は引越し疲れだけではなさそうだ。ふと自分を見つめ直すと広島平野を走りたくてうずうずしている。しかしそれは1日も有れば満たされる欲求かも知れない。去年の収入証明が間もなく期限切れとなる師走、広島平野への渇望がどの程度のものか、確かめに急遽舳先を広島に向けた。

明日、神奈川茅ヶ崎に引越し。

何十万か、いや百万以上の資金を投じて漸く決めた移住先の茅ヶ崎に向けて、明日荷物を搬出する。引越し1週間前辺りでは、朝方を中心に移住したくない思いも湧いたが、今となっては早く引越してしまいたい。ただ部屋の狭さに一抹の不安が残る。昨日受けたイトーヨーカドーの面接は回答待ちだ。どんな生活が待っているのか。

初秋、秋の虫の音と共に広島へ。

仕事を辞めた後の定住先は神奈川か広島かで随分悩んだ。不思議と広島を推す人は周囲に居ない。将来助けてくれるのは、想い出ではなく家族だ。神奈川茅ヶ崎への引越見積を取った後、大阪駅16時発のバスで広島大芝の部屋に向かっている。

西区大芝の部屋

西区大芝に部屋を借りてから間もなく1ヶ月。庚午、五日市方面、太田川右岸左岸と縦横無尽に走っている。草津から五日市旧中央書店跡への第三Aルートが約25年振りで良かった。1993年夏と同様、毎日走っても飽きない。