広島回想〜日々雑感

1988年、父の転勤で広島に移住。中学・高校と広島で過ごした6年間の出来事と記憶をひも解きます。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

あの時始まったことのすべて

中村航著「あの時始まったことのすべて」を出張先、横浜関内のホテルで読了した。中学でお互い好きだった人同士が10年後に再会すると言う、私と余りに似たも物語に鳥肌を立てた。IYさんから返信を貰って20日ばかり、1日足りとも彼女が私の頭から離れた事は無…

30年前の残響

今日は水曜日ながら課の歓送迎会だった。この年齢になり乾杯の発声を初めて仰せつかった。体育会系の若い人達の騒ぎには付いて行けず、末席で静かな者同士でしんみりと呑んだ。久し振りの飲み会で気疲れして、帰宅した時には床にドッサリと肩の荷を降ろした…

今回の広島滞在を終えて

IYさんとメールのやり取りをしてから初めての滞在だった今回の広島。2日間で市内35kmを走る中で、中高時代の思い出や離婚・子供との別れで支配されていた心が晴れ渡り、帰途岡山に向かう高速バスの中で、過去も未来も悲観しない、極めてニュートラルな状態に…

IYさん、ありがとう。

GW中に投函したレターはGW明けにIYさんの実家に配達され、翌日実家の母親がIYさん宅に転送、レターを受け取ったIYさんは迷う事なくその翌日に私にメールをくれた。「またいつかお会い出来るのを楽しみにしています」の一文に私は涙を堪えるのが精一杯だった…

IYさんと連絡が取れた充足感

中学生当時、彼女からのエールに応えられなかった罪悪感に苛まれ始めたのは約3年前、このブログを開始してからだ。それが今日彼女からメールが届き、返信する事も出来るし、会う事も可能だと言う。28年の時を隔ててもなお私の心に響く彼女の激励が、令和…

IYさんからの返信メール

GW明けの週の金曜日、定時で仕事を終えて席を立つ前にスマホのメールをチェックした時、IYさんからの返信が届いた。歓喜と安堵が折り重なり思わず二度溜息を発声した。昨日広島の実家からレターが転送されて来て今日返事をくれたのも嬉しいし、いつか会える…

GW10連休、庚午南の部屋での6日目

連日の様に自転車で、己斐、紙屋町経由で広島駅前に繰出し、ノスタルジーに浸る日々が続いたせいもあろう、今日はくたびれて、部屋にいるのは居心地が良いが、自転車で出掛ける気にはなれない。普通郵便の配達は連休明けまで休みの様だ。色恋沙汰には無反応…

IYさん宛のレター

昨日パソコンで下書きしたIYさん宛のレターを便箋に書き上げ、庚午郵便局に投函した。内容は、広島へ帰って来た事、転校生の私に優しくしてくれて励ましてくれてありがとう、それだけに留めた。中高恋愛禁止の私にそれでもエールを送ってくれた彼女へ、28年…

令和元年のGW後半、庚午南にて。

GW前半は旧友を広島に呼んだ後、共に一旦明石に帰った。GW後半を明石で過ごす事も出来なくはなかったが、翌日早朝4時半には再度広島に向かってアクセルを踏んだ。サービスエリアで仮眠を取り、庚午の部屋では自然と眠りに落ちて、夕刻に紙屋町に向かってペ…