広島回想〜日々雑感

1988年、父の転勤で広島に移住。中学・高校と広島で過ごした6年間の出来事と記憶をひも解きます。

国公立大学受験前日

1994年2月24日、大阪の大学の二次試験前日は神戸住吉の祖父母の家に泊まった。私の心理状態がそう感じさせたのか、子供の頃に良く遊んで貰った祖父母はひっそりとしており、暗く静かな夜を迎えた。特に激励の言葉も無かった。精神面に弱い私は前日夜殆ど眠れなかった。既に京都の私立大に合格していた私は、明日の結果に関わらず4月からは祖父母宅に下宿する事が決まっており、新しい生活への不安が頭をもたげていた。