高校1年の冬、北西風に小雪舞う厳しい冬型気圧配置の日、H君と自転車で呉まで走った。片道30km、当時の最長不倒距離、がむしゃらに走った。広島市内西部に住んでいた私にとって、6本の太田川を渡り、市街を東に抜ける事は大きな冒険だった。脳裏に焼き付いた…
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