広島回想〜日々雑感

1988年、父の転勤で広島に移住。中学・高校と広島で過ごした6年間の出来事と記憶をひも解きます。

縦横無尽の走り

娘と生き別れてから初めての土曜、岩国に宿を取り、アルパークを起点に広島駅を往復した。広島で初めて踏んだ8速クロスバイクのペダル感は、何時までも何処までも疾走できそうな予感だった。晩秋の広島の風はこの3ヶ月の戦塵を綺麗に洗い流した。心地良い疲労感が疲れた身体を泥の様に眠らせた。