広島回想〜日々雑感

1988年、父の転勤で広島に移住。中学・高校と広島で過ごした6年間の出来事と記憶をひも解きます。

広島滞在、自転車で可部を往復

神戸から高速バスで広島入りした土曜の午後、広島庚午の部屋で昼寝してから、17時半に可部に向かった。中学高校時代に自転車で10〜20回訪れた可部。太田川河岸から見る夕暮れ時の広島デルタ北部の眺めと太田川の水流音は当時と変わらず心を潤した。新調された可部駅を折返し地点とし、秋の虫が大合唱を奏でる太田川河岸を帰路にも選んだ。大腿筋の疲労は大きかったが25年振りとなる可部往復は、小さな自分が広島平野に抱かれている事を強く感じさせた。