広島回想〜日々雑感

1988年、父の転勤で広島に移住。中学・高校と広島で過ごした6年間の出来事と記憶をひも解きます。

屈指の人気の子とLINE

1500人に及ぶ事業所で男性から屈指の人気の子が私の部下に居る。少なくとも私の目では芸能人にも例え様がない程の、美人とは一言で形容できない顔立ちの整った子で、職場で話すだけでも胸が高鳴る。年初に初めてその子を出張に誘って、社内とは違った素の自分を見せるその子とは、さながらデート気分になった。その時向こうから知らない間にLINEで友達登録されていたのだが、今まで9ヶ月間私の方が放置して来た。その子も父親が居らず、私が妻子と別れた事は時折話題にしていたが、昨日初めて私の方から面会交流のLINEを送ったら速攻返信が来た。面会交流の喜びに共感して貰えたのは嬉しかったし、何よりその子とLINEで繋がった事に安心感の様なものを覚えた。9ヶ月間、その子を待たせていたのかも知れない。その子は私に父親的存在を求めているのかも知れない。女性からのシグナルには中学の時と変わらず鈍感だった事にも気付いた。音信不通の中学や大学の彼女など忘れて、今最も身近に居る子との関係を大事にしたい。その子にとって私は上司でありLINE相手でもあり、場合によっては父親代わり、大阪梅田に買物に行く途中、背筋を伸ばした。